山陽学園女子高校:アメリカンドリームをつかもう!

小山田真氏は、岡山一宮高校卒業後単身渡米し、子供の頃から育んできた「ハリウッドスター」という「アメリカンドリーム」を実現した。小山田氏の講演を聞くことにより、青少年を中心とした幅広い岡山県民が、各自の夢を育み、「アメリカ訪問」を実現することに寄与したいということが、一般財団法人岡山日米文化協会の講演会開催主旨である。

岡山日米文化協会は、「米国との国際文化交流を通して相互理解を深めるとともに、青少年等を中心に国際理解教育を推進するなど、国際社会に貢献できる人材の育成に寄与することを目的」とする。この目的を遂行するため、従来の活動に加え、留学だけでなく訪問によりアメリカ理解を深める「Visiting the USA」という活動と助成を企画している。講演会開催を行うことによりその広報を行い、岡山県において青少年だけでなく社会人の「米国」理解推進を目的とする。

また、岡山県民が駐大阪・神戸米国総領事と直接「質疑応答」することにより、米国理解を深め、「Visiting the USA」計画の推進を図る。

会場となる「上代記念館」は、現学校法人山陽学園、創立時山陽英和女学校の校長として50年以上校長を務めた上代淑先生を記念して建立された。上代淑先生は、封建時代をまだ完全には抜け出していなかった明治という120年前の日本から、米国マウントホリヨーク女子大へ留学し、学士号を得て帰国した教育者である。言うまでもなく学園関係者だけでなく、岡山県の誇る教育者である。この度、その記念館で、「Visiting the USAアメリカンドリームをつかもう!」講演会を開催することは、有意義である。

2012-8-20 In Pursuit of American Dream