ガーディアン・ガールズ・インターナショナル(Guardian Girls International、略称:GGI)は、ロサンゼルスを拠点とする国際NGOで、国際キフ機構(Koyamada International Foundation、略称:KIF)の下部組織として国際発展。2019年にKIFの国際プログラムとしてケニアで設立され、2024年には法人化されて独立したNGO機関となり、世界各国で「ガーディアン・ガールズ」事業(例:ガーディアン・ガールズ・ジャパン事業など)を展開。2024年時点で、16各国発足。

GGIは、スポーツや武道を通じて、女性や少女の安全とエンパワーメントを目的とし、各国の国際競技連盟、国連機関、政府、国際NGOなど多岐にわたるパートナーと提携・連携しながら活動を実施。その使命は、性別に基づく暴力の撲滅や女性の権利向上に向けた教育、トレーニング、地域支援プログラムの提供を通じて、持続可能な社会を実現すること。

2019年11⽉12〜14⽇、ケニア⾸都ナイロビ市で「国際⼈⼝開発会議」(ナイロビ・サミット: ICPD25)が開催。本サミットは、ケニア政府、デンマーク政府及びUNFPAが共催し、ケニヤッタ⼤統領、メアリー・デンマーク皇太 ⼦妃殿下(UNFPA 親善⼤使)をはじめ、各国の⾸脳、⼤⾂、 政府機関、国会議員、地⽅⾃治体、国際機関、⺠間企業、研究機関、NGO、市⺠団体から170ヵ国以上、総勢8300名以上が出席。

ロサンゼルスに国際本部がある国際キフ機構 (KIF)の⼩⼭⽥真会⻑がゲストスピーカーとして招待され参加。開催時に、国際連合ナイロビ事務局にて UNFPA のナタリア・カネム事務局⻑と⼩⼭⽥会⻑が初⾯談。当会議にて、「Guardian Girls」(ガーディアン・ガールズ)事業の意見交換を実施したのが、当事業の発足のきっかけ。

ガーディアン・ガールズ・ジャパン(Guardian Girls Japan、略称:GGJ)は、GGIと連携し、キフジャパン(KIF Japan)が国内で統括・管理する全国プログラム。

本プログラムでは、GGIが提携する国際機関やプロジェクト(例:「GG空手」「GG合気道」など)を国内で展開し、海外でGGIの活動を国内窓口として連絡調整。

①護身術セミナーの実施
GGJは、国内在住の日本人女性や在日外国人女性を対象に、女性や少女に対する暴力(VAWG)の撤廃を目的とした護身術セミナーを各地で実施。セミナーは国内競技連盟と連携し、「GG空手道」や「GG合気道」などの形で行われ、女性指導者による実践的な指導を提供。この活動を通じて、参加者に身を守るためのスキルと自信を身につけてもらうことを目指。

②海外事業のサポート
GGJは、海外で実施されるガーディアン・ガールズ事業を支援するため、関係省庁、在外公館、駐日国連機関、協賛企業などとの連絡調整。また、国内向けの広報活動を通じて、海外事業の認知度を高め、日本国内からの支援を促進。

③講演会やフォーラムの開催
GGJは、女性や少女に対する暴力(VAWG)やジェンダーに基づく暴力(GBV)の撤廃を目指し、提携団体と協力して全国各地で講演会やフォーラムを実施。これらのイベントでは、専門家、政策立案者、活動家、被害者支援団体の代表者などを招き、問題の深刻さを共有し、解決策を議論する場を提供。

年月 団体名 本部 機関種類 活動範囲
2019年12月 国連人口基金(UNFPA) アメリカ 国際連合(国連) 150各国以上で活動
2022年5月 世界空手連盟(WKF) スペイン 国際競技連盟 200各国・地域
2024年5月 中南米合気道連盟(ULA-IAF) メキシコ 地域競技連盟 中南米地域11カ国

2024年時点

地域名
北米 アメリカ、カナダ
中南米 コロンビア、ペルー、ジャマイカ、メキシコ
欧州 スペイン、アイルランド、ハンガリー、スイス、イタリア、ドイツ
アフリカ エジプト、モロッコ
アジア太平洋 日本
中東 アラブ首長国連邦(UAE)