駐エジプト日本大使公邸で「ガーディアン・ガールズ空手」レセプション

国際キフ機構(KIF)が当初創設した進行中の「ガーディアン・ガールズ」事業の一環として、提携プロジェクト「ガーディアン・ガールズ・グローバル・空手・プロジェクト」(ガーディアン・ガールズ・空手)がエジプトで正式に開始された。

このプロジェクトは、国連人口基金(UNFPA)、国際キフ機構(KIF)、世界空手連盟(WKF)によって発足。カイロでの世界空手連盟主催「空手1プレミアリーグ」イベントの開催に合わせて、在エジプト日本大使館とエジプト空手連盟の協力を得て、カイロ(エジプト)で発足されました。

国際キフ機構(KIF)・世界空手連盟(WKF)・国連人口基金(UNFPA)・駐エジプト日本大使館の岡浩大使が主催し、エジプト政府のアシュラフ・ソビ(Ashraf Sobhi)青年・スポーツ大臣が議長を務めた「ガーディアン・ガールズ・空手・レセプション」には、国連人口基金エジプト事務所のフレデリカ・マイヤー(Frederika Meijer)所長、国際キフ機構のニア・ライト(Nia Lyte)理事長、世界空手連盟のアントニオ・エスピノス(Antonio Espinós)会長とエジプト空手連盟(KF)のモハメド・アル・ダーラウィ(Mohamed Al Dahrawy)会長、その他の関係者が参加。

「ガーディアン・ガールズ・グローバル・空手・プロジェクト」は、男女平等を促進し、空手のトレーニングを通じて女性と少女があらゆる形態のジェンダーに基づく暴力から身を守ることができるようにすることを目的とした広範な取り組みです。このプロジェクトは、国際キフ機構(KIF)のガーディアン・ガールズ事業の一環として、国際キフ機構(KIF)・世界空手連盟(WKF)・国連人口基金(UNFPA)が3社間提携し、2022年10月にロサンゼルスにて本プロジェクトを発足。

岡大使は次のように述べた:

「空手は、とても素晴らしい人気のスポーツです。世界のどこでも、老若男女が喜んでそれを実践しています。もちろん今日は、ガーディアン・ガールズ・グローバル・空手・プロジェクト」の立ち上げの成功を祝います。今朝、私はその活動に参加し、エジプトの若い女の子たちがいかに熱心に空手を学ぼうとしているかを目の当たりにしました。このプロジェクトがどこまで進むのかとても楽しみです。」

世界空手連盟のアントニオ・エスピノス会長は次のように述べた:

「世界空手連盟にとって、今日は忘れられない日であり、当団体の50年の歴史の中でも歴史的な日です。世界空手連盟の奈藏稔久・事務総長がロサンゼルスにて、ハリウッド俳優で国際キフ機構(KIF)の小山田真会長と出会い、これが「ガーディアン・ガールズ・グローバル・空手・プロジェクト」(ガーディアン・ガールズ・空手)の始まりでした。そして、10月に私たちはロサンゼルスを訪れ、国際キフ機構および国連人口基金との協定に署名し、プロジェクトが誕生しました。

「今日私たちが行った活動は、大成功を収め、今後さらに多くのマイルストーンとなる最初のマイルストーンとなりました。これは空手の社会への統合におけるさらなる一歩を表し、空手の真の価値を示しています。」

国連人口基金エジプト事務所のフレドリカ・マイヤー所長は次のように述べた:

「私たちはスポーツ、特に空手を若い女の子たちに提供することが非常に重要であると信じています。それは少女たちに自尊心と自己認識を与え、社会の中で暴力を受けずに自由に行動できるようにします。

「ここエジプトでは、さまざまな経済的資産や社会的資産から少女たちに力を与えるという2つの重要なプロジェクトがあります。しかし、私はスポーツ資産を構築する必要があるとも言いたいと思います。スポーツを通じて、リーダーシップスキルを学び、女の子たちが自由に動けるようになるのです。」

エジプト政府のアシュラフ・ソビィ青少年スポーツ大臣は次のように述べています:

「エジプトは最近、主要なスポーツ・トーナメントやイベントの主催で度重なる成功を収めたこともあり、世界の注目を集めることに成功し、国際スポーツ機関の信頼を得ています。

「この機会を利用して、性暴力から女性を保護することの重要性と、このプロジェクトが奨励しているあらゆる形態のジェンダーに基づく暴力(GBV)から身を守るためのジェンダー平等と女性のエンパワーメントの促進の重要性を指摘させてください。

「ガーディアン・ガールズ・グローバル・空手・プロジェクト」は、空手の価値観の力を利用してこの種の暴力と戦うことで社会の発展に貢献します。ジェンダーに基づく暴力との闘いを支援すること以上に、私たちが社会にもたらすことができる大きな貢献はないと信じているため、私たちはすべての努力とリソースをこのプロジェクトに捧げます。

国際キフ機構のニア・ライト理事長は次のように述べた:

「ジェンダーに基づく暴力(GBV)の問題は文化に深く根付いているため、変化するまでには何年もかかるでしょう。しかし、私たちがアイデアを生み出し、若い女の子たちの未来のために世界を変えたいという情熱と願望を持ったとき、歴史は変わります。夫の小山田真と私は、世界は私たちだけのものではなく、私たちが次世代に何を残すかでもあると信じており、それが私たちがガーディアン ガールズを設立した理由です。」

レセプションでは、ニア・ライト理事長によるプレゼンテーションが行われ、国連人口基金のマリアローザ・クティージョ戦略パートナーシップ部長とガーディアンガールズ創設者で国際キフ機構の小山田真会長によるビデオメッセージが含まれた。