報道発表:空手護身術とメンタルセミナー

2022年9月12日:米国ロサンゼルス市

国際キフ機構 (KIF)、世界空手連盟 (WKF)、国連人口基金 (UNFPA) は、ロサンゼルス地域の多様な女性コミュニティを結集し、「ガーディアン・ガールズ・グローバル・カラテ・プロジェクト」(Guardian Girls Global Karate Project)というジェンダーに基づく暴力を対象とする新プロジェクトを立ち上げます。

新プロジェクト「ガーディアン・ガールズ・カラテ」(Guardian Girls Karate)の一環として、2022年 10月8日(土)午後 4時から午後8時30分まで、ロサンゼルスのダウンタウンにあるテラサキ武道館でイベントを開催予定。

この最初のイベントは、「ガーディアン・ガールズ・カラテ:女性の護身術セミナー」で始まり、受賞歴のある短編映画「シャドー・グラス」の特別上映とメンタルヘルスと回復力に関するパネル ディスカッション「女性のメンタルレジリエンス」が開催予定。すべてのイベントは無料。その前夜祭として、10 月 7 日にロサンゼルスの曽根健孝日本国総領事公邸で、VIP レセプションディナー「空手ナイト」を開催予定。

10月8日(土)午後4時から午後6時までの「女性の護身術セミナー」には、UNFPA本部のマリアローザ・クティージョ氏(戦略的パートナーシップ部の最高責任者)からジェンダーに基づく暴力 (GBV) についてオリエンテーションセッション。

その後、米国の空手オリンピック選手である國米櫻選手と世界空手チャンピオンのエリサ・アウ選手による護身術トレーニング。

さまざまな学校や分野の何十人もの世界的に有名な空手マスターと、全米の生徒やサポーターが集まって、空手コミュニティとロサンゼルスの「ガーディアン・ガールズ・カラテ」プロジェクトのイベントをサポート。

「女性のメンタル レジリエンス」と題された特別なメンタル ヘルス セッションには、受賞歴のある短編映画「シャドー グラス」の上映が含まれ、続いてメンタル ヘルスの専門家、映画の主演女優であるエヴァ・ホール氏、米国の空手オリンピック選手である國米櫻氏が率いる60分間のパネルディスカッションが行われます。

KIF 会長、空手黒帯3段、映画ラストサムライのハリウッドスターである小山田真氏は、「少女や若い女性にガイダンス、知識、技術を提供することで、このプロジェクトを通じて自尊心を高め、武道が護身術、自制心、精神的、人格の発達を学び、人生と地域社会における可能性を高め、暴力の防止と対応に貢献する手段としてを発見するのに役立ちます。」

ロサンゼルスのイベントは、KIF、UNFPA及び WKFが活動する200以上の国、領地及び地域において、政府機関、ビジネス、医療、学術、教育、メディア、エンターテイメント、スポーツ等の様々な分野のグローバルネットワークをフル活用して国際的に展開。

さらに同3社のソーシャルメディアを通じて、世界中の何千万人ものフォロワーやサポーターに世界配信。

国連人口基金(UNFPA)について
UNFPA は、国連の性と生殖に関する健康機関。 UNFPA の使命は、すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が実現される世界を実現することです。 UNFPA は、すべての人に生殖に関する権利を実現することを求め、自発的な家族計画、質の高い妊産婦の健康管理、包括的な性教育など、幅広い性と生殖に関する健康サービスへのアクセスを支援。公式サイト(英語)はこちら

世界空手連盟(WKF)について
世界空手連盟は、空手の国際統治機関。スペイン首都マドリッド市に国際本部。世界各国に所在する200件の全国競技連盟がWKFに加盟。WKFは、世界中の 1億人を超えるファンのために空手のスポーツを管理し、世界中で空手イベントを開催。公式サイト(英語)は
こちら

国際キフ機構(KIF)・国連人口基金(UNFPA)・世界空手連盟(WKF)について
2019年12月、国際キフ機構(KIF)は、国連人口基金(UNFPA)とパートナーシップ協定を締結し、新共同事業「ガーディアン・ガールズ」(Guardian Girls)を発足。本事業は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを促進する手段として、恵まれない少女や女性に対するジェンダーに基づく暴力 (GBV) を防止することを目的。また、2022年5月、国際キフ機構と世界空手連盟は、空手を活用したガーディアン・ガールズ事業を通じて、ジェンダー平等の促進とジェンダーに基づく暴力との闘いに協力する為、グローバルパートナーシップを締結。