日米ディスカバリー:陶芸、寺、アメリカンナイト等

4日目は、京都へ移動。京都駅で、キフジャパンの現地スタッフと合流し、日本の伝統工芸である陶芸を体験するため、京都市内の平安陶花園へ向かいました。現地で在大阪アメリカ総領事館の領事夫妻と合流し、ディランとコール、小山田会長、ニア・ライト理事長らは、陶芸体験に初挑戦しました。なかなか思うように自分の作りたい形はできなかったみたいですが、当店のスタッフに指導していただきなんとか形となるオリジナル陶器が完成しました。

その後、すでにできている陶器を選び、その陶器に自分の好きなデザインを描きました。参加者は、部屋の中がシーンとなるぐらい真剣に絵や文字を描いており、30分前後で完成させました。皆様それぞれの個性が出たオリジナル陶器が完成し、陶芸を通じた体験観光となりました。

陶芸体験を終えたのち、リラックスするため市内の瑞峯院庭園へ向かいました。当園は、戦国大名の大友宗麟(そうりん)が1535(天文)4年に建立され、主役は力強い石組や樹木たちですが、白砂の砂紋や苔地、さわやかな風情を見せる草木にも脇役としての重要な役目があるそうです。

そこで、キフジャパンスタッフと領事夫妻らは当園の畳に座り、お茶とお菓子ををいただきながらご住職さんのお話を20分前後聞きました。その後、当園内を散策し、記念撮影。砂紋の荒波を受ける岩礁が見事に表現されている独座庭などを拝見し、京都の庭園を満喫しました。

京都観光を楽しんだのち、キフジャパン主催の日米国際交流イベント「アメリカンナイト in 京都」に参加するため市内のフォーチュンガーデン京都へ移動しました。東京で開催された「アメリカンナイト 」のように、事前に応募を受け付け、事前登録された方達のみが当日参加しました。会場の一部は結婚式場にもなっており、そこでイベント開催前にサイン会と写真撮影会を開催しました。まさかの結婚式場で、夢のハリウッドスターたちと写真撮影を行い、参加者はとても感激しておりました。

その後、隣の大部屋へ移動し、事前に準備されていた食事やドリンクを楽しみながらゆっくりとした京都の空間で、地元京都やKIF関係者及ぼ限定参加者を含め約100名前後で国際交流を満喫しました。イベントには、舞妓さん2名を特別にご招待し、参加者皆さまの前で踊りを披露してくださりました。ディランとコールを始め、青年を中心とした日本人参加者の方達の中でも初めて身近で本物の舞妓さん踊りを見る方達が多く、とても感激していました。

日米ディスカバリーについて

主催は、キフアメリカとキフジャパン。2013年と2014年に開催。

目的は、国内各地で青年を対象とした人的国際交流事業を通じて、国際的意思向上、グローバル人材育成、日米友好関係の深化の支援。 本企画では、国際キフの国際大使に任命されたハリウッドスターのディラン&コール・スプラウス兄弟が来日。日本で文化を肌で感じてもらい、日本の青年達との交流を通して、日米間での国際的理解に対する知見・認識を深めて頂くこと。

日本側から本企画に参加していただく青年達にもアメリカのスターの生の声、学生生活についてなどに触れていただくだけではなく、日本の魅力を紹介していくという相互的なやりとりの中で国際化社会の一員としての基礎的な感覚に触れて頂く。

これにより日本の青年の方々にとっての海外への興味・関心を深めて頂くこと。 また、日本の観光や文化の魅力をソーシャルネットワークなどを通じて数百万人のサポーターへ世界配信する事により、海外の方達にさらに日本へ興味を持って頂くこと。

後援は、外務省、岡山県、広島県、京都市、鹿児島市。協賛は、The Shinca Group/全日空株式会社/イオンモール株式会社/CANホールディングス株式会社。