岡山県立岡山城東高等学校「国連グローバル教育講演会」

キフジャパン、岡山県立岡山城東高等学校共催イベント「国際教育理解講演会」を、当高校の在校生500名を対象に実施。講師は、国際連合日本政府代表部の中前隆博公使。

国際社会の変化について。冷戦時代の2大大国編成は終了し、多国編成となり国際社会(国際問題)は国間同士だけの話し合いでは決められなくなってきた。また、以前は先進国と発展途上国の2極化をしていたが、現在発展途上国が第2の大国になりつつある。

国際連合の活動。世界中の問題(気候変化、貧困問題、感染病、など)を取り上げ、取り組んでいる。過去の問題にも取り組みながらも、現在発生している問題にも取り組んでいる。国連の活動3本柱は、平和と安全、人権、開発である。PKO活動の説明。戦争をなくし、国づくりと人材育成の協力をしている。

日本が国連内でやっていること。人間の安全保障(一人一人の人間を見ていく考え方)。国連の改革や安全保障理事会の改革。外交とは。慈善活動ではないが、国益のために動いている。国益とは、『兵、食、信』であり、日本を守り、食を守り、信念を守ること。国益とは何か、皆さん一人一人考えてみて下さい。日本では海外の情報が少ないが、是非外を見て、知って、考えて下さい。若い方が、意識を持って外国の方と強い付き合いをしていってもらいたい。

14:50 開会

  • 司会:大谷主幹教諭
  • 挨拶:伊藤教育次長
  • スピーカー紹介:信宮誠教頭
  • 中前隆博公使講演(45分)

15:55 質疑応答(15分)

16:00 お礼の言葉・花束贈呈(生徒代表)

16:10 岡山駅へ移動