日米ディスカバリー:東日本大震災の被災地訪問等

3日目は、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた現場を見に行くために、宮城県へ向かいました。現地のキフジャパンの宮城ボランティアスタッフの方達の案内で最初に向かったのは、津波で被害を受けた仙台市立荒浜小学校を訪問。当小学校は、工事中で中に入れませんでした。津波が押し寄せてきたときには多くの被害者は屋上に避難したそうです。周辺には何もなく、海水が土壌に混ざってしまい、そこでの農業にも多大な被害を受けているみたいでした。

そして、宮城県南三陸町の防災対策庁舎を訪問。そこには、たくさんの花束などが置いてありました。

津波が押し寄せてきたとき、そこで働いていた方達は屋上へ避難したのですが、津波がその高さまで達しており、海水の流れの勢いもとても強かったため避難者は逃げれなかったそうです。

そこで、ディランとコールや小山田会長らは、献花しました。改めて、津波の恐ろしさを肌に感じたそうです。

その後は、南三陸町にある復興仮設商店街に足を運び、地元の方達が作ってくださった地元の食事を頂きました。店の方達から色々震災のことについて話を伺いました。現地で、被災者の言葉で被災時のことを直接話を伺い、今後も引き続き復興支援に関わりたいと伝えました。

キフアメリカとキフジャパンは、大震災直後にアメリカで支援物資を現地のアメリカ人の方達から集め、南三陸町にコンテナいっぱいに詰め送りました。

そのほか、ロサンゼルスで、義援金を集めるためチャリティ・コンサートやチャリティ・ファッションショーなどのファンドレイジングイベントを開催。そのイベントやそのほかで集まった義援金は、被災を受けた宮城県、岩手県、福島県へ全額配給されました。支給後、福島県知事と宮城県知事から英語で当協会へ感謝状が届けられました。

その後、場所を移し宮城球場で開催されていた楽天対ソフトバンクの試合観戦したのち、仙台駅へ向かい東京へ向かいました。とんぼ返りとハードなスケジュールでしたが、とても充実した1日となりました。

日米ディスカバリーについて

主催は、キフアメリカとキフジャパン。

目的は、国内各地で青年を対象とした人的国際交流事業を通じて、国際的意思向上、グローバル人材育成、日米友好関係の深化の支援。 本企画では、国際キフの国際大使に任命されたハリウッドスターのディラン&コール・スプラウス兄弟が来日。日本で文化を肌で感じてもらい、日本の青年達との交流を通して、日米間での国際的理解に対する知見・認識を深めて頂くこと。

日本側から本企画に参加していただく青年達にもアメリカのスターの生の声、学生生活についてなどに触れていただくだけではなく、日本の魅力を紹介していくという相互的なやりとりの中で国際化社会の一員としての基礎的な感覚に触れて頂く。

これにより日本の青年の方々にとっての海外への興味・関心を深めて頂くこと。 また、日本の観光や文化の魅力をソーシャルネットワークなどを通じて数百万人のサポーターへ世界配信する事により、海外の方達にさらに日本へ興味を持って頂くこと。

後援は、外務省/国際交流基金/岡山県/広島県/京都市/鹿児島市。

協賛は、The Shinca Group/全日空株式会社/イオンモール株式会社/CANホールディングス株式会社/コスモ農産株式会社/日本殖産株式会社/ベッセルホテル沖縄/ユナイテッド航空沖縄/北谷アメリカンビレッジ/在沖縄米国商工会議所/elink4it株式会社/岡山日米文化協会